新人研修は本来何をしたらいいんだろう?

新人研修は本来何をしたらいいんだろう?
何気なくいつも考えていたけれど、
なかなか核心を突けないと思っていた。

今まで新人研修では実際の仕事で必要な要素を
ひたすら詰め込み、ロープレをし、
実際の仕事で役立ててくれることを願って研修してきた。

しかし、いくら知識を積み上げても、
新入社員の不安は解消されず、半年後、1年後に
会うと何を新人研修で学んだんだと思うこともあった。
またお客様から厳しく指導してほしいと言われ、
言葉使いや態度などを厳しく指導したこともあった。
しかし、いくら厳しくしても、指摘を辞めると、
すぐに元に戻ってしまい、指摘しつづけなければ、
言葉使いや態度がこちらの期待通りにならないことも
あった。

しかし、よく考えてみるとお客様が求めている厳しさって
何なんだろう?
仕事で求められる厳しさとは学生言葉や態度を
厳しく指摘することなのだろうか?
学生から社会人になることで何が厳しくなるんだろう?
の問いへの考えがまとまらず、ずっと思考錯誤を
繰り返してきた。

そして、最近自分の中に浮かんできたことは、
「そうか、ビジネスは全てが結果で判断されるんだ。」
「しかし、そのことが本当に厳しいこと?」

「いや、全てが自分に返ってくることが厳しいんだ。」
「いいわけができないのが厳しいんだ。」
「自分が望む未来を得たいのであれば、 
 自分でやるしかないことが厳しいんだ。」

そう考えたとき、新人研修で何をしたらいいかが
見えてきた。
全ての結果は自分が引き起こしているというスタンスを
身につけること。

しかし、自分と向き合うのは結構難しい。
なぜなら、がんばる自分と怠ける自分がいるから。
がんばる自分が理想を掲げ、怠ける自分がやれない
理由をいくつも考える。
怠ける自分を否定すると自分を否定することになり、
やる気が起きなくなったり、やらされ感が生まれ、
すすんで動けなくなる。

そのがんばる自分と怠ける自分の狭間で
どのように行動するかを決めるのも自分である。
その葛藤がある中で自分が望む未来を創っていくのが
社会人なのだと思う。
このスタンスを新人研修では身につけてもらう教育が
必要だと気づいた。

とここまで書いて気づいたことがある。
「何だ、自分で何を決めてもいいんだ。」
「そして、何をしてもいいんだ。」
「しかし、本当に自分が望むものなら。」

新入社員にはもっともっと自由に愉しんで
生きていくことで、自分の望む未来が創れることを
伝えたいと心から思う。